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Eleventh Hourは、アルマゲドンやパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズなどをプロデュースしたJerry Bruckheimer(ジェリー・ブラッカイマー)が製作総指揮をとった人気ドラマです。

私が好きなCOLD CASEも同氏によるもので、この作品も例外なく面白い作品です。

生物物理学者のフッドと、FBI女性捜査官レイチェルのコンビが、難事件を科学によって解決していきます。

ちなみにタイトルのeleventh hourというのは土壇場という意味です。

GYAO Eleventh Hour(イレブンス・アワー)

→ Episode 8 からピックアップした英会話はこちら

 

今回はEpisode 2のラストシーンから。

ネタバレがあるので、まだ鑑賞していない方は先に見てからお読みください。

急性心不全で11際の少年たちが相次いで亡くなる事件が発生。

この難事件は、スティーブンという同じく11歳の少年による犯行でした。

事件解決後、車中でフッドとレイチェルが言葉を交わすシーンです。

Rachel: How’d you like to be the court-appointed psychiatrist whose full-time job is observing little Stephen Brown for a decade or two?

Hood: I can think of worse things to do for a day.

Rachel: So, Hood what were you like as an 11-year-old boy?

Hood: I was kind of like Stephen, I guess. I wanted to compete with the best. But it’s hard to know how good you are, if you kill off the competition.

Rachel: Well, I for one am relieved that you used that brain of yours for good.

Hood: Thank you. Maybe I just never got caught.

【訳】

レイチェル「これから20年、スティーブンを研究対象として監視してみたらどう?」

フッド「興味深いかもな」

レイチェル「あなたは11才のとき、どんな子だった?」

フッド「スティーブンに似てた。負けず嫌いで。ライバルを殺しはしなかったけど」

レイチェル「その頭脳を良いことに使ってくれたよかった」

フッド「ありがとう。悪事にも使えるかもな」

 

まず、基本的なフレーズ How’d you like ~ が出てきます。How would you like で ~したらどうですか?という意味ですね。

court-appointed psychiatrist は、裁判所が任命した精神科医という意味で、 full-time job is observing little Stephen Brown for a decade or two(スティーブンを10~20年間監視し続けるフルタイムの仕事)という説明が加えられています。

 

それから、レイチェルの what were you like as an 11-year-old boy? という質問は、11際の少年のときどんな風だった?ということで、それに対するフッドの答えは I was kind of like Stephen, I guess. とシンプルなものでした。

I guess は会話ではよく出てくる表現で、~だろうという意味です。

I thinkという表現と意味合いはほとんど同じですが、文語ではI guessは文語ではほとんど使われず、I thinkが使われます。

 

But it’s hard to know how good you are, if you kill off the competition.という文章には、youという単語が使われていますが、ここでは自分自身のことでもあり、一般的に人は誰もという意味合いにとれます。つまり直訳すると「ライバルを殺してしまうなら、それがどれだけ良いかはわからないけど」ということになります。

 

レイチェルの I for one am relieved that you used that brain of yours for good.  の I for one は、「少なくとも私は」という意味で、「少なくとも私は、あなたが頭脳を良いことに使ってくれてほっとする」という意味です。

 

そして、最後にフッドが言う Maybe I just never got caught. の get caught は逮捕されるという意味で、直訳すると「私は決して逮捕されないかもな」となります。

 

このドラマで、フッドとレイチェルは事件の糸口を科学的に追及していきますが、その犯罪の動機はとても人間らしいもので、決して他人事として片づけられるものではないように思います。

考えさせられることもありますので、機会があればぜひご覧になってみてください。

ちなみに2016年3月現在においては、日本語翻訳が入ったDVDは発売されていませんので、日本語字幕付きで観たい場合はGYAOをご利用ください。