メーガン・トレイナーのデビュー曲「All About That Bass」は、彼女独特のリズムで、ちょっと太めでもいいじゃないというのを独特の歌詞で歌い上げている素敵な曲です。

この曲も歌詞も私はとても大好きで、ちょっと気分を変えて前向きになりたいときによく聞いています。

あまり深く考え過ぎずに、感じるままに聞いたらいい曲だと思いますが、歌詞が意味と一緒にさらっと頭に入ってくるようになると一層楽しさを感じる曲です。

All About That Bass — Meghan Trainor

Because you know I’m all about that bass,
だから知ってるでしょう 私はバスそのもの

‘Bout that bass, no treble
バスそのものなの トレブルじゃなくて

I’m all ‘bout that bass, ‘bout that bass, no treble
私はバスそのもの バスなの トレブルじゃなくて

I’m all ‘bout that bass, ‘bout that bass, no treble
私はバスそのもの バスなの トレブルじゃなくて

I’m all ‘bout that bass, ‘bout that bass
私はバスそのもの バスなの

 

Yeah it’s pretty clear, I ain’t no size two
ええ 間違いない 私はサイズ2じゃないわ

But I can shake it, shake it like I’m supposed to do
でも素早く動ける 思い通りに動けるわ

‘Cause I got that boom boom that all the boys chase
だって私には男の子たちが追いかけちゃうブームがある

All the right junk in all the right places
いらないものも全部あるべきところについてる

I see the magazines working that Photoshop
雑誌にはフォトショップで加工した写真が出てる

We know that shit ain’t real
本当は違うってみんな知ってる

Come on now, make it stop
ねぇ、もうやめようよ

If you got beauty beauty just raise ‘em up
美しいなら それをそまま見せればいい

‘Cause every inch of you is perfect
だってすべて完璧だから

From the bottom to the top
つま先から頭のてっぺんまで

Yeah, my momma she told me don’t worry about your size
そうね、ママが言ってた サイズなんて気にするなって

She says, boys they like a little more booty to hold at night
男の子たちは夜抱きしめるときにちょっと大きめのお尻が好きだって

You know I won’t be no stick-figure, silicone Barbie doll,
分かってるでしょ 私が棒みたいなシリコンのバービー人形みたいには決してならない

So, if that’s what’s you’re into
だから もしそういうのが好きなんだったら

Then go ahead and move along
どこかほかへ行ってね

 

all about that bassall about は~についてのすべてという意味ですので、直訳するとあのバスについてのすべてという意味です。

base は バス(低音)ですが、bigass(大きな尻)とかけられています。

さらに、treble トレブルは高音(トレブル)ですが、こちらも trouble とかけられているそうです。

このあたりの言葉遊びも楽しいですね。

 

it’s pretty clear の be pretty clear は、わかりきったことという意味です。

 

I ain’t no size two ain’t noI am not ~を強調した表現で、私はサイズ2なんかじゃないという意味になります。サイズ2というのは服のサイズで、メーカーによって異なりますが、例えば女性ものの服の場合1がXS、2がS、3がM、4がL、5がXLといった表記になっていたりします。

 

shake it は急ぐという意味で、素早く動くという意味にもなります。

 

‘Cause I got that boom boom that all the boys chase boom はブームですが、boom boom というとブーンブンという音のほか、セックスという意味のスラングにもなります。ブームというのと性的な魅力をかけているのではないかと思います。

 

All the right junk in all the right places の junk はジャンク(がらくた)ですので、直訳するとすべての正しいがらくたがあるべき場所にあるとなります。つまり脂肪が身体のあるべきところについているという意味です。

 

We know that shit ain’t real shit はたわごとという意味なので、 shit is not real はたわごとは本当ではないという意味です。全体としては、(フォトショップで加工した写真は)本当ではないと私たちは知っているという意味になります。

 

Come on now は、さあ、おいおい、といったニュアンスの決まり文句です。

 

If you got beauty beauty just raise ‘em up の raise up は 持ち上げる、起こすという意味ですので、もし美しさを得たならただそれを持ち上げなさいという意味になります。

 

‘Cause every inch of you is perfect every inch of は隅から隅までという意味です。

 

From the bottom to the top は、上から下までという意味です。

 

boys they like a little more booty to hold at night の booty はスラングでお尻(ケツ)です。

 

I won’t be no stick-figure, silicone Barbie doll, の stick-figure は棒人間という意味です。また、I won’t be no は二重否定で否定の強調なので、私はシリコンのバービー人形みたいな棒人間には絶対にならない、ということです。

 

if that’s what’s you’re into の that’s what’s は、まさにそうなんだという強調です。be into は夢中になるという意味ですので、もし本当にそういうのに夢中なんだったら、という意味です。

 

Then go ahead and move along go ahead は先に進め、という意味です。そして、move along は立ち止まるなという意味です。従ってこれを直訳すると、そのときは先に進んで立ち止まるな、という意味になります。つまりどこかへ行ってちょうだい、ということです。