辞書

日本語でも、普段使わない言葉はなかなか出てこなかったり、初対面の人の名前を忘れてしまったりすることがよくあります。

英単語もよく使う言葉は覚えていますが、めったに使わない単語はなかなか覚えられません。

つまり、記憶するためには繰り返し使うことが必要になります。

 

覚えていることと忘れてしまうことの差を考えると、人に話したことというのは覚えているものです。

自分の中で整理をしてアウトプットした情報は忘れにくくなります

 

私自身は、ボキャブラリーを増やすために、英語の書籍や新聞を読むようにしています。

初めて見る単語は、一度調べても、また出てきたときに忘れてしまっていることがあります。

しかし、あ、見たことがる単語だなという印象で意味を調べることができます。

文脈の中で単語を読んでいると、単語単体の意味を忘れてしまっていたとしても、文章を読むことで意味を想像して思い出すことができます。

これを何度も繰り返すことで単語のイメージが定着してきます。

また、似ている単語を別なところで見たときに連想して記憶を強化できます。

 

わからない単語を覚えたいときには、その単語を使った文章を繰り返し音で聞いたり、さらにその文章を音読したりすると覚えやすくなります。

また、その単語を使った文章を自分でつくって、人に聞いてもらったりするのも有効です。

アウトプットした情報は単に読んだ時よりも記憶に残ります。

 

ある程度のレベルになると、新聞を読んでいても、知らない単語に出会う確率は低くなっていきます。

一般的な日常会話はそれで十分だと思いますが、英検1級など上位の英語資格を目指す場合は、ボキャブラリー増強用の教材を利用して繰り返し学習することも有効です。

その場合、単なる単語だけで記憶していくのではなく、文章の中で覚えるというようにすると、使える言葉になっていきます。

単語だけ覚えても、その言葉の使い方がわからなければ意味がありません。

 

スラングや新しい言葉は、映画やドラマを見たり、英語圏の人のSNSやブログを読むといいかもしれません。

覚えたら、外国人の友達を作ったり、オンライン英会話などでアウトプットしていきましょう。

 

覚える速さ人によりますが、語彙の習得は時間がかかる作業ですので、地道に毎日繰り返して言葉を増やしていってください。

毎日3語覚えると、一年で約1000語を増やすことができます。

小さなことからコツコツとです!

語彙が増えれば、英語脳の状態でより複雑な思考ができるようになりますので、英会話もさらに楽しいものになるはずです!