英語を勉強していて、長い文章を理解できるようになるために、関係代名詞を理解するというのは必要不可欠な要素になってきます。

who、which、whom、whose、that、what などを代名詞として、その前にある言葉や文章を修飾する用法です。

ここでは関係代名詞の基本は理解できているという前提で説明をします。

文章の中でよく使われる表現で少しだけわかりにくい関係代名詞の用法が of which と in which ですので、それぞれの使い方を学びましょう。

of which

先行詞が人またはもので所有格の場合、whose または of which を使います。例1、2ともそれぞれ同じ意味になっています。

例1)これは雰囲気がとてもいいレストランです。

This is the restaurant whose atmosphere is very good.

This is the restaurant of which atmosphere is very good.

例)顔が母親に似た少女が部屋に入ってきた。

 

The girl whose face resembles her mother came in the room.

The girl of which face resembles like her mother came in the room.

いずれも用例は簡単なのですぐに意味も理解できると思います。

一般的に of which は堅い表現なので口語で whose の方が使われる傾向にあるようです。

in which

in which は、~の中という意味の in を伴う文書を繋げる場合に使います。

例えば、

This is the room.

The boy played in this room.

という2つの文章があります。

これを関係代名詞でつなぐと、

This is the room which the boy played in.

となります。

このとき、in は前に移動することが可能です。

そうすると、

This is the room in which the boy played.

という文章になります。

つまり、in which の in は後ろから移動してきたものなので、この文章は、

これは少年が遊んでいた部屋です。

という意味になります。

 

わかってしまえば意味を理解するのは簡単ですが、実際に使おうと思うと悩むこともあるかもしれません。

関係代名詞をきちんと使いこなせるようになると、長い文章もすらすらと書いたり話したりできるようになってきますので、ぜひ仕組みをきちんと理解して使えるようにしていきましょう。