私が妻と一緒に英会話サークルに参加していた時のこと。

単純にお勉強としての英語力では明らかに私の方が進んでいるにも拘わらず、外国人の方とのコミュニケーション力は妻の方がはるかに上でした。

対面して会話をするというのは、単に「英語」ができるということではなく、総合的なコミュニケーションなんだということを身をもって実感しました。

 

メラビアンの法則によれば、コミュニケーションにおいて言語情報から伝わるのは全体の7%に過ぎず、口調や話の速さなどの聴覚情報38%、見た目などの視覚情報が55%だといいます。

言語を疎かにしていいという意味ではありませんが、紙の上だけで勉強をしていても伝わるようにはならないということでもあります。

 

英会話が自然とできるようになるために、やはり実際に会話をする機会を持つことはとても大切です。

その機会がなかなかないという方は、英会話カフェを探してみたり、英会話サークルを探してみたり、あるいはオンライン英会話を利用してみるのもいいかもしれません。

 

私の知り合いは、若いころに上野で外国人旅行者に声をかけ、片言の英語で近所を案内しながら英会話を勉強したと言っていました。

機会は作ろうと思えばいくらでも作れるんですね。

 

ちなみに、私が英会話カフェに参加するのは、会話の機会を持つこととあわせて、英語を勉強しようというモチベーションを維持するためでもあります。

仲間がいれば英語を学ぶこともますます楽しくなります。

 

最初からできる人はいませんが、一生懸命に話をすれば、相手もそれを受けて理解しようとしてくれます。

人と話をするために英会話を勉強するわけですから、恐れずどんどん実践していきましょう!